「一軒家の賃貸」を探している人に、どうしても伝えておきたいこと。

こんにちは!”emoie”(エモイエ)の近江です。

冬に室内で暖房ガンガン炊きながら半袖Tシャツでアイス食べるのっていいですよね! 外が寒ければ寒いほど、この背徳感がたまらない。 「これぞ道民の特権!」と至福の時間を過ごしていると、頭の中に「光熱費!」という文字がかすみますが、こればっかりはやめられません(笑)。

さて、そんな「暖かい部屋」が大好きな私から、今日はちょっと「寒い現実」のお話をしなければなりません。 冬の物件探しについてです。

いよいよ、不動産屋が一番忙しい季節です。

1月も下旬に入り、私たちセクトの店舗も少しずつ慌ただしくなってきました。 そう、不動産業界はこれから3月にかけて、1年で一番忙しい「繁忙期」に片足を突っ込んでいます。

毎日たくさんのお客様からお問い合わせをいただくのですが、この時期、毎年繰り返される「ある悩み」について、今日は正直にお話ししようと思います。

それは…… 「一軒家(貸家)の賃貸を探しているんですが……」 というご相談です。

「普通の一軒家」を見つけるのは、本当に大変です。

結論から言います。 北見で、条件の良い一軒家を借りるのは、ものすごく難しいです。

これ、感覚で言っているわけじゃありません。当社のリアルな数字をお見せしますね。

私たちセクトでは現在、アパートやマンションを含めて約1,200室の入居者募集を行っています。 その中で、「一軒家(貸家)」は何室あると思いますか?

……今日時点で、たったの「60室」くらいです。

割合にして、わずか5%。 1,200室中の60室しかありません。 これから3月に向けて多少は空き予定が出るかもしれませんが、劇的に増えることはないでしょう。

しかも、その中身がさらにシビアです。

「なんだ、60室もあるじゃん」と思った方。 不動産屋として、さらに現実的なお話をしなければなりません。

その60室のうち、過半数は「昭和」に建てられた物件なんです。

つまり、築37年以上。 断熱性能も今の基準とは比べものになりませんし、設備もそれなりに年季が入っています。 「冬は寒くてもいいから、とにかく安く一軒家に住みたい」という方なら良いのですが、冒頭の話のように「Tシャツでアイスが食べられるくらいの暖かさ」を求めて見に行くと、大抵の方は「うーん……(寒)」となって帰ってこられます。

築浅で、キレイで、暖かい一軒家の賃貸。 そんな物件が出れば、募集開始から数分で申し込みが入るレベルの争奪戦になってしまうのが現状です。

「じゃあ、不動産屋が新しい貸家を建てればいいじゃん?」

ここで、こう思う方もいるかもしれません。 「そんなに需要があるなら、セクトできれいな貸家を建てて貸せばいいじゃないか」と。

おっしゃる通りです。私もそうしたい気持ちは山々なのです。 でも、それができない理由が、実は「お金(収支)」の問題なんです。

今の建築コストで、冬も暖かい高性能な新築一軒家を建てて、それを賃貸に出して利益を出そうとすると…… 家賃設定は、どうしても「月20万円前後」になってしまうんです。

札幌や東京ならまだしも、ここ北見で「家賃20万円」を払って暮らす人が、どれだけいるでしょうか? ほとんどいませんよね。 借り手がいない以上、ビジネスとして成立しないんです。だから、誰も新しい貸家を作れない。 これが、北見に「良質な貸家」が増えない根本的な原因です。

「ないなら作る」で始めたのが、建売でした。

私が「持ち家派」になった理由は、そんな難しい理屈ではありません。 「一軒家に住みたい。でも、賃貸だと選べる物件がない」 これに尽きます。

そして、「ないなら作るしかない」という発想で始めたのが、今の建売住宅事業(エモイエ)なんです。 賃貸で作ると家賃20万円になってしまう家でも、「持ち家(ローン)」として購入すれば、月々の支払いは今の家賃並みに抑えられます。

「借りられる家がない!」と行き詰まってしまった時。 「買ってしまう」という選択肢が、実は一番現実的な解決策になることもあります。

この繁忙期、もし物件探しに疲れてしまったら、温かい部屋でアイスでも食べながら、「買う」という選択肢も少しだけ頭の片隅に置いてみてください。 きっと、視界が開けると思いますよ。

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