キズがつきやすく「あたたかい」”emoie”の床
こんにちは、”emoie”(エモイエ)の赤澤です。
もうすぐ立春ですが、冬将軍は日本各地で勢力を広めており、オホーツク北見においては寒さがピークとなっている分だけ降雪が少ないのが唯一の救いですが、冬期間除雪をしている業者にとっては違う厳しさがあるようです。
寒さが厳しい時期ですので、今回は”emoie”の床材について書いてみようと思います。
“emoie”では屋内の水回り以外の床にパイン(松)の21㎜無垢フローリングを使用しています。

パインフローリングを採用している理由は「あたたかい」からです。
パインはやわらかい材質で、床がつるつるの真っ平でなく1枚1枚に反りや凹凸があることにより足ざわりがよく、厚さ21㎜のパインは空気を多く含んだ天然の断熱材のため、表面にビニールシートを貼った12㎜の複合フロアとは比べ物にならないあたたかさと素足で長時間立っていても足が疲れにくい床です。
また、ビニールシートを貼った床とは違い静電気が発生しにくいためホコリが付着しにくく、人が動いたりエアコンなどの風があたってもホコリが舞い散りにくいという利点や、調湿効果もあるため冬は結露の軽減や湿度の高い夏でも床がさらっとします。
いいことばかり書きましたが、では何故ビニールシートを貼ったフロアが多く採用されているのでしょうか?
マイホームを考えている人は無垢フローリングの良さはある程度わかっており、選択肢を持っていると思いますが、さまざまな理由で断念していると思います。
あたたかいけどキズや凹みがつきやすくお手入れが大変そう。
節などが多く、割れてきたりして靴下などが引っ掛かりそう。
日焼けなどで変色しそう。
その通りで、キズひとつ無い状態をメンテナンスをせずに10年・20年暮らしたい方には無垢フローリングは向かないでしょう。
最近のビニールシートを貼ったフロアは、シートの下に家具のキャスターを転がしても凹みにくい固い合板を使用し、ワックスが不要な固いシートを貼っているため、キズや凹みにくくお手入れが楽なものが多くなりました。
また、建てる側が無垢材のきちんとしたお手入れの方法や特性を理解していないために、きちんとした施工方法や、お客様にきちんと説明することができないために、住んだ後に割れてきた!色が変わってきた!段差がある!などのクレームとなってしまうことを恐れて無垢フローリングを勧めずにビニールシートフロアを勧めているのではないでしょうか。
しかし、固いビニールシートフロアでは、お手入れと引き換えに「あたたかさ」を得ることはできません。
きちんとした施工方法や特性・お手入れの仕方がわかれば、無垢フローリングはさまざまな「あたたかい」暮らしのお手伝いをしてくれます。
そこで凹んだフロアを簡単に修復する動画を撮りましたのでご覧ください。
どうでしたか?特殊な技術や道具も必要なく簡単に凹みが修復できました。
このフロアは”emoie”で使用している天然油から作られたプラネットカラーで塗装をしたものですが、硬さや艶を出すためのウレタン塗装などでは、アイロンをあてると白く変色したり、塗装がはがれたりする場合がありますので注意してください。
この動画ではハンマーでの凹みでしたが、木の繊維がちぎれてしまった場合には修復は出来ませんが、凹みを戻してサンドペーパーでこすり同じ塗装をすることで、ほとんど目立たなくすることもできます。
オイル塗装は木に浸透させウエスで拭き取る塗装方法ですので、1年に1度程度部屋や場所を決めて少しずつ再塗装をしていくと、どんどん塗膜がしっかりして濃い飴色に変化した強い床になっていきます。
新しい時が一番きれいであとは古くなるだけのビニールシートフロアとは違い、寒い朝に素足で台所に立ってもヒヤッとせず足腰や体にやさしく、キズの一つ一つが思い出になり人と共に育っていくような「あたたかい」くらしをしてほしいのが”emoie”が無垢パインフローリングを採用している理由です。
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