使い込むほど味わいが増す

こんにちは!”emoie”の近江です!

突然ですが、皆さんはお気に入りのジーパンを持っていますか?
お店に並んでいる新品のジーパンも良いけれど、本当にカッコいいのは、何度も履き込んで、自分の体に馴染んで、いい感じに色落ちしたものだったりしませんか?

革の財布やバッグもそう。
ピカピカの新品よりも、毎日使って、くたっと柔らかく、艶やかになったものに、なんとも言えない愛着が湧きますよね。

新しいお家を建てるとき、多くの人がこう考えます。
「建てた時が一番キレイで、あとは古くなって、汚れていくだけ……」
「子供がつけちゃう床の傷とか、壁の汚れとか、気になるなぁ……」

そのお気持ち、とてもよく分かります。
でも、私は少し違う考えを持っています。

「経年劣化」って、本当に“劣化”なのでしょうか?
私たちは、家が時間と共に変化していくことを、単なる「劣化」だとは思いません。
それは、家族と共に過ごした時間の分だけ、深まっていく「味」だと考えています。

家族と「育てる」家の味わい
例えば、無垢材を使ったフローリング。
最初は真新しい木の香りと明るい色をしていますが、家族が毎日その上を歩き、陽の光を浴びることで、少しずつ、そして美しく飴色に変化していきます。

お子様がうっかりつけてしまった、おもちゃの小さな傷。
その瞬間は「あ!」と思うかもしれません。でも、5年後、10年後、そのお子様が大きくなった時にその傷を見たら、きっと「ああ、こんなこともあったね」と笑い合える、愛おしい思い出のしるしに変わっているはずです。

塗り壁のちょっとしたカケや、コーヒーをこぼした跡も同様です。

それら全てが、他のどこにもない、世界でたった一つの「わが家」の歴史です。
ビニールやプリント製品がただ古びていくのとは違い、本物の素材は、時間と共に深みを増していく力を持っています。

ピカピカがゴールじゃない、私たちの家づくり
私たちがご提案したいのは、ただのピカピカな「箱」ではありません。
ご家族と一緒に歳を重ね、共に成長し、たくさんの思い出を刻み込んでいく「パートナー」のような家です。

家づくりは、完成がゴールではありません。そこからが、本当のスタート。
傷ひとつない完璧な家もいいけれど、家族の笑い声や涙、たくさんの「ただいま」と「おかえり」が刻まれた、ちょっとくらい傷のある家の方が、ずっとずっと「エモい」と、私たちは思うのです。

そんな、未来がもっと楽しみになる家を、一度ご覧になりませんか?

↓は私が愛用している財布です。数年前にプレゼントでもらったものです。使い込んで手になじんできました。

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