妻壁の飾りに込めた想い
こんにちは、”emoie”の赤澤です。
「ロフトが楽しい平屋」の外壁に、アイアン製の装飾が取り付けられました。

最近の北見では、新築住宅で三角屋根が少なくなってきたこともあり、妻壁に飾りを取り付ける家を見る機会も減ってきました。しかし、古くからヨーロッパでは、魔除けや守護の意味を込めて破風飾りに彫刻を施したり、日本でも家紋や屋号を外壁に掲げる文化がありました。こうした装飾は、その家を象徴する「しるし」でもあります。
今回取り付けた飾りは、守護を象徴する十字と、しなやかさや自然を表すS字を左右対称に組み合わせた意匠です。見る角度によってはハート型にも見え、自然と共にある穏やかで幸福な暮らしをイメージしてデザインしています。

“emoie”では、ひとつひとつの作業に想いを込めて工事を進めています。
外観はまだ完成ではなく、今後さらに印象を変える装飾も加わる予定です。ぜひ完成した姿を楽しみにしていてください。