読書感想文~家を建てた人の約8割は後悔している~
皆さんこんにちは!
“emoie”(エモイエ)の近江です。
先日、”emoie”(エモイエ)にもご協力いただいているエボホームの大平社長に「この本読んだらいいよ、20~30冊買って社員にも配ったらいいぞ」とある本をおすすめされました。
さすがに30冊は買わなかったのですが(笑)、10冊購入して建築や売買担当者に配り、私自身も読了しました。
藤木 賀子氏の「賢く注文住宅を建てたい人のための家づくりリテラシー」という本です。
いつか自分の家を建てたい、そんな夢をお持ちの方には、ぜひ一度手に取っていただきたい一冊です。

「家を建てた人の約8割は後悔している」という衝撃
この本の冒頭には、いきなり衝撃的なアンケート結果が提示されます。
「家を建てた人の約8割は、何らかの後悔をしている」
「えっ、そんなに!?」と驚かれるかもしれませんね。一生に一度の、夢を詰め込んだはずのマイホームで、大多数の人が後悔を抱えている。これは、とても悲しい現実です。
しかし、長年この不動産業界に身を置く私としては、「確かにそれはあり得るかもしれない」と、妙に納得してしまう部分もあるのです。
なぜなら、家を建てるという経験は、ほとんどの方にとって人生でたった一度きりの大イベント。つまり、誰もが「初心者」からのスタートなのです。分からないことだらけの中、建築会社や私たちのような不動産会社と何度も打ち合わせを重ね、数えきれないほどの事柄を決めていかなくてはなりません。
「どんな間取りにしようか」「壁紙はどんな色がいいかな」と想像を膨らませているうちは、本当に楽しい時間です。しかし、いざ具体的な見積もりを目の前にすると、「思っていたよりずっと高いな…」と現実の壁にぶつかります。やっと見つけた理想の土地には、法律上の制限があって思ったような家が建てられない、なんてこともあります。さらには、一番のパートナーであるはずの営業担当者と、どうも話が噛み合わない……といった人間関係の悩みも少なくありません。
初めてのことだから、大変なのは当たり前。でも、その「当たり前」の積み重ねが、後々の「もっとこうすれば良かった」という後悔に繋がってしまうのかもしれないのです。
後悔を減らすために、私たちにできること
この本には、なぜ多くの人が後悔してしまうのか、その理由が丁寧に分析されています。そして、その後悔を少しでも減らすために、家を建てる前にどんな準備ができるのか、どんな知識が必要なのかが分かりやすく書かれています。
これから家を建てたいという方はご一読いただけると役立つと思います!
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はじめまして!スタイルオブ東京の藤木賀子と申します。大平さんから教えていただき記事を拝見しました、良いコメントをありがとうございます!本も10冊お買い上げくださってありがとうございます。全国どこでもお客様のお悩みは一緒ですね!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
はじめまして!株式会社セクトの近江です。
この度は、私たちのブログにお越しいただき、また著者である藤木様ご本人から直接コメントをいただけるなんて、大変光栄です。ありがとうございます。
藤木様がおっしゃる通り、東京でも、ここ北海道北見市でも、お客様が抱えるお悩みや不安の本質は同じなのだと、改めて強く感じさせられました。地域の特性はあれど、お客様の心に寄り添うことの大切さは普遍的なものですね。
こちらこそ、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
藤木様のご活躍を、北見の地から応援しております!