賃貸のプロが、賃貸を出て家を建てた理由
こんにちは!”emoie”(エモイエ)の近江です。
以前よりお伝えしている通り、先月賃貸を出て、家を建てて引っ越しました。”emoie”(エモイエ)の「おおきな平屋」です。
セクトはオホーツクを中心に約8,000戸の賃貸を管理している会社です。つまり私は、毎日のように賃貸住宅をおすすめしている側の人間です。
そんな私がなぜ家を建てたのか。今日は、賃貸と持ち家、両方を知る立場から正直に書いてみます。

賃貸には、ちゃんと良いところがある
最初に言っておきたいのは、賃貸は決して「仮の住まい」ではないということです。
・転勤や家族の変化に合わせて、身軽に住み替えられる
・設備が壊れても、修理は基本的に大家さん持ち
・固定資産税や大きな修繕の心配がいらない
・住宅ローンを抱えないぶん、お金の自由度が高い
暮らし方がまだ定まっていない時期には、賃貸のほうが合理的なことも多いです。私自身、賃貸の暮らしに不満があったわけではありません。
決め手は、意外と合理的なものでした
「なぜ家を建てたんですか?」と聞かれたら、私はこう答えます。
・家賃は払い続けても手元に残らないが、ローンは払い終えれば家が残る
・金利も建築費も上がり始めていて、先延ばしにするほど条件が悪くなると感じた
・自分たちがつくる、自分好みの家に、自分で住んで確かめたかった
三つ目は、少し仕事の話です。
“emoie”(エモイエ)の家を、お客様におすすめする立場として、冬の暖かさも、光の入り方も、住み心地も、本当は自分の体で知っておくべきだと思っていました。図面やカタログではなく、暮らした実感でお話しできるように。
家を買うことは、多くの方にとって人生でいちばん大きな決断のひとつです。私も、気持ちだけでなく、数字と現実を見て決めました。
■「いつか買おう」は、少しずつ高くなる
二つ目の理由について、もう少しだけお話しさせてください。
ここ最近、ニュースで「利上げ」という言葉をよく見かけるようになりました。住宅ローンの金利も、少しずつ上がってきています。
それに、家そのものの値段も上がっています。木材や断熱材などの資材、そして職人さんの人件費。私たちも現場で、毎年のようにそれを実感しています。
つまり今は、待っている間に「家の値段」と「借りるお金の利息」の両方が、じわじわ上がっていく時期なんです。
賃貸のまま様子を見ている間も、家賃は毎月出ていきます。物価が上がれば、その家賃も少しずつ上がるかもしれません。
もちろん、無理をして買う必要はまったくありません。ただ、「いつかは家を」と思っていて、今の暮らしなら無理なく手が届きそうなら、早めに動き出すのは悪くない選択だと思います。
私自身、建ててみて、そう感じています。
■住み替えを考えるタイミングの目安
不動産屋として、こんな変化があったら一度考えてみる価値があると思います。
・お子さんの入学が見えてきた
・今の家の広さや収納に、不満が出てきた
・「この街にずっと住むだろうな」と思えるようになった
・家で過ごす時間が増えた
どれか当てはまったら、まずは「今の家賃で、どれくらいの家が持てるのか」を知るところから始めてみてください。買うかどうかは、そのあとで決めればいいんです。
■最後に
賃貸を出て、まだ数週間。段ボールもまだ残っていますが、自分で選んだ家に帰ってくるのは、思っていた以上にいいものです。
賃貸のことも、売買のことも、セクトなら両方の目線でご相談に乗れます。「うちはどっちがいいんだろう」と迷ったら、気軽に声をかけてください。
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