ドブレ ヴィンテージで、でんぷんだんご…妄想。
こんにちは、”emoie”エモイエの赤澤です。
最近「おおきな平屋」で自然素材や薪ストーブの環境で作業をしていると、子どもの頃を思い出します。
自分は現在世界遺産となっている知床で生まれ、中学校を卒業するまで知床で育ちました。

当時は世界遺産にはなっておらず、漁業従事者とホテル・旅館などの観光従事者がほとんどの町で、漁が始まったり観光客が訪れる夏は賑やかでしたが、冬になると漁もなく観光客も少なくなり町は閑散としておりました。
娯楽などはほとんど無く、子ども達は夏は野球・冬はスキーをするのが一般的で、常に外で遊んでいたように思います。
冬には一面流氷で覆われる海と、秋にはサケ・マスで色が変わる川、そしてほぼ手付かずの山や森、きれいな星空が当たり前のようにありましたが、どうしてこんなに何もないところで暮らしているのだろうと子ども心で思っていました。
父も知床生まれだったせいか、そんな自然のなかでの暮らし方は、今考えると非常に貴重な経験で現在の自分の生き方の根本となっているように感じます。
家の暖房は薪ストーブでしたが、「おおきな平屋」のような鋳物のストーブではなく、薄い鉄板でできた振り子時計のような形をしたストーブで、夏に浜で拾ってきた流木や廃材などを燃やしていたため、2~3年使用すると穴が空いてしまうので、鉄工所で厚い鉄板を溶接して作ってもらったストーブが冬の暖房でしたが、火がつくと異常に暑くなるため、部屋のドアは全開で場合によっては窓も開けるような暖房で、夜寝る前に火持ちのいい薪を入れておき、朝まで火種が残るようにしていましたが、ほぼ火種は残っていないため、火がつくまではブルブル震えるような生活でした。


夏に学校が終わって家に帰り、友達の家に遊びに行こうかと思ったら、親から切った薪を薪小屋に運んでから行ってと言われたり、浜へ流木を取りに行ったりするたびに、灯油ストーブのほうが便利なのに・・・と、ずっと思っていました。
でも、あの冬の暖かさや、ストーブの上で焼く干しイモや魚・スルメ・でんぷんだんごなどの味は忘れることはありません。
ミミズを獲って川で魚を釣る方法や、食べられる山菜やキノコの獲り方、遊び道具のつくり方など、たくさんの事を父や兄から教わりました。
自然の中で自然と共に生活する方法って、現在では必要ないのかもしれませんが、経験した事がある人にとっては、非常に心地よい暮らしだと思っており、自分の生き方の根底にしっかりと残っております。
「おおきな平屋」の空気感や薪ストーブが、そんな昔の感覚を思い出させてくれました。
この幻の薪ストーブ、ドブレ ヴィンテージで、でんぷんだんごを焼いたらどんな味がするのかなと感じた赤澤でした。
「でんぷんだんご」わからない人は調べてみてください。
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