家電トイレではない、タンク式トイレの”emoie”

こんにちは、”emoie”エモイエの赤澤です。

今回は住宅設備会社に30年勤務していたプロの目線から、トイレについて自分なりの考え方をお話ししたいと思いますが、食事中の方は食事が済んでから読んでいただいたほうが良いかと思います。

先日、年に一度の健康診断を受診してきました。

健康診断と言えば、事前に検尿や検便の採取が必要で、検尿は比較的簡単ですが、検便は結構テクニックが必要だと毎回感じます。

それは良いのですが、検便を採取する時に以前の仕事でお客様に説明していた事を思い出します。

「自動洗浄機能のついたトイレで検便を採る時は、必ずオート洗浄を切って手動に切り替えてくださいね!」

何度言ったかわからない位の説明ワードです。

オート洗浄のままだと、せっかく出した便を採ろうとしたら「ジャ~~~!!!」って流れちゃいますよね。

近年のトイレって、自動洗浄は当たり前で、フタの自動開閉・泡洗浄・スマホ連動・便の状況を測定し健康管理ができるトイレなんて商品まで販売されております。

生活においてトイレは必要不可欠で、毎日必ず使用する設備のため、各メーカーが掃除のしやすさ、使い勝手の良さなど便利な機能をどんどん搭載して売り出しております。

たしかに、トイレに触らなくても勝手にフタが開いて、用を足したら勝手に流してくれるトイレは衛生的にも良いのかもしれませんが、自宅の自動トイレに慣れた子どもが、友達の家でトイレを借りたときに、流さないで出てくるって話も聞いたことがあり、お客様に聞いたら、子どもが小さいうちはオート機能を切っているって言っていました。

以前は住宅トイレの取替サイクルは25年~30年というデータが出ておりましたが、近年は洗浄便座が当たり前となり、様々な機能のついた「家電トイレ」は交換サイクルが10年程度となっております。

タンク付のトイレで、洗浄便座だけ交換できるトイレであれば、洗浄便座だけを交換できますが、タンクのないタンクレストイレや、タンクと便座の間にすき間が無く掃除が楽だとうたう一体型トイレでは、ほぼ便器ごとの交換となってしまうため、高額な交換費用となります。

費用だけの問題でもなく、自動洗浄付きでトイレが流れなくなってしまった場合に手動の洗浄方法を調べてる間に、子どもが「トイレ~~!!もれる~~!!」なんて言われたら焦ってしまいますよね。

実際、北見市の大規模断水やブラックアウトの時には、たくさんのお客様から「洗浄の仕方がわからないのでおしえてほしい」という電話や、「非常レバーのヒモが切れてしまった」という電話が殺到しました。

タンクの無いタンクレストイレでは、断水時には便器に直接バケツで水を入れると流すことができるのですが、便器から溢れるくらいまで勢いよく水をいれないと汚物を流せないために、本当に流れるのか?と不安になってしまう人がほとんどだと思います。

10年ごとに最新トイレに交換できる余裕のある方であれば良いのでしょうが、35年住宅ローン中に現在で20~30万円のトイレ交換を3回って、自分にはもったいないと思えてなりません。

余談ですが、実は30年トイレを売っていた自分ですが、洗浄便座使いません。

子どもが中学生位の時に、「子どもと妻に洗浄便座使ってる?」って聞いたら、「使ってない」って返事に驚きました。

お客様と商談している時に、そんな話をしたら、「私も使わないんですけど、お客様が来た時に付いてなかったら・・」っていう方、結構いらっしゃいました。

一見便利と思われる機能。せっかくの新築だし最新のトイレ。って気持ちわかりますが、便利な機能が付けばつくほど故障リスクも増え、災害などの時にトイレが使用できない可能性。

最近のトイレは節水型となっており、タンク付トイレでも、タンクの中にさらに小さなタンクが入っていて、昔のようにタンクのフタを開けて簡単には水を入れれませんが、”emoie”ではタンク付トイレを採用しております。

停電や断水時にも使用しやすい安心感、洗浄便座だけを交換できランニングコストを抑えることができるもの。

最新に流されず、本来の信頼性と長期的な耐久性のある堅牢なもの。

“emoie”のひとつひとつに、私たちの考えが詰め込まれております。

健康診断も終わり、結果が不安な赤澤でした。

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